想いや価値観を大切にする女性起業家支援プロジェクト

なごやなでしこWEB通信~名古屋の女性起業家を支援するプロジェクト【なごやなでしこ】

一歩踏み出せる勇気づけー自分でよかったと感じる大人を増やしたい。〜カウンセラー・メンタルコーチ/加藤なほさん〜

 
  2018/12/29

誰でもいつからでも、自分次第で人生は変えられる!

勝野
今日は、カウンセラー・メンタルコーチの加藤なほさんにお話を伺います。加藤さん、よろしくお願いします。 
加藤
 よろしくおねがいします!

親が喜ぶように生きるのが普通だと思っていた頃

勝野
ではさっそく、お仕事の内容をお聞かせいただけますか?
加藤
親子関係の悩みや生きづらさを抱えている女性を対象に、自分らしく幸せな毎日を送る方法をセッションや講座を通してお伝えしています。
勝野
そもそも加藤さんはなぜ、いまの仕事をされるようになったのですか?
加藤
昔交際していた男性からDVを受けたことがあって、その原因を知りたいと思い26歳の時心理学を学び始めたんです。
勝野
DVですか・・・現実にそういうことって身近にあるものなんですね。でも、DVって受ける側に原因があるのですか?
加藤
すべての人に当てはまるかはわかりませんが、わたしの場合は、わたしに原因がありました!
加藤
わたしは自分に自信がなくて、自分で自分を承認できないところや自分を肯定できないところがあって。ま、今もですけど(笑)
加藤
自分でその心の穴を埋められないので、他人を通してそれらを埋めてたー!って今だからやっと分かります。
勝野
他人を通してそれらを埋める?
加藤
DVをする恋人のことを「わたしが支えなきゃ」と心のどこかで思っていて、「お世話してるわたしは生きる価値がある」って思い込んでたんです!
勝野
なるほど。
加藤
もちろん当時は自覚ないですよ(笑)
加藤
でも、その彼と別れて、「どうしてあんな出来事が起きたんだ?」という理由が知りたくて、心理学をかじり始めたんです。
勝野
そうなんですね。
加藤
授業中、共依存症、アダルトチルドレン、機能不全家庭という言葉を知ったときがことの始まりでした。
加藤
先生が「自分の人生は自分で選んでいいのよね」といったとき、頭の上から岩が落ちてくるくらいの衝撃を受けましたんです。
加藤
「え?親のために生きるのが人生じゃないの!?」って混乱しちゃったんですよね~。
勝野
親のために生きるのが人生だと思っていたんですね。
加藤
頭真っ白で、その日1時間半かかる帰り道をどうやって帰って行ったか覚えていません。
加藤
「親が喜ぶように生きるのが普通だと思っていたわたしの人生って、おかしかったの…?」って。
加藤
自分はおかしくない!間違っていない!ってことを証明したくて、たくさんの本を読んだけど、その後これまでの人生がうまくいかないことすべてを母のせい、育て方のせい、家庭環境のせいにしちゃいました(笑)
加藤
母を毒親と呼び、母をまるまる1年間、毎日罵倒し、ひどいメールを送りつけ、しまいには殺意がわいてきちゃうほど怒り狂い続けたんです、わたし(笑)
勝野
一種の自己防衛本能、みたいな感じでしょうか。
加藤
家の中はハチャメチャだったでしょうね、娘がすんごい形相で怒鳴り続け、母とやり合っているんですから。
加藤
あんまり記憶がないけれど(笑)
加藤
人生のうまくいかなかったことぜ〜んぶ、毒親のせい!ってしちゃいましたから(笑)
加藤
あまりの恨みに、「これだと母を殺してしまう…」と思ったので、絶縁し、家を飛び出て同棲して、その後勝手に結婚をしちゃいました。
勝野
 勝手に結婚(笑)!
加藤
はい♡夫の両親だけをつれて、ハワイで挙式しました!
加藤
でも、絶縁して母と会うことがなくなっても、結婚しても、なんだか幸せを感じられなかったんですよね~。
加藤
なんで?って、さらに思い詰めていってしまって、仕事中急に泣き出しそうになったり、死にたくなったりしちゃって、心療内科にいったこともあるんです。
加藤
それもとっても勇気がいった!
加藤
カウンセリングとか心療内科とかいってることって、公にしたくない思いがあったから、自力でなんとかしようとしていましたね。で、ぎりぎりまで自分を追いつめるっていう(笑)
加藤
その後、母や家庭環境が問題なのではなく、自信がないこと、自分のことを好きになれないことが問題なんじゃ!?って気づいていくという流れですね。
勝野
環境を変えても感情は変わらなかったわけですね。そこに気づいた。
加藤
そうです!
加藤
そんな自分の思いを一人で持ち切れなくて、ひっそりとnanaという偽名で、「毒親(毒母)に育てられて」というブログを始めて吐き出し始めたんですよね。

MEMO

年間600時間以上プライベートセッションをこなす他、月30時間以上をセミナー講師として活躍。

2013年12月に独立後、2014年3月に朝日新聞、7月にはNHKあさイチ、2016年9月に読売新聞、その他インターネットメディアにも取り上げられ、全国、海外にもクライアントがいる人気カウンセラーに。

相手の可能性を信じ、勇気づけをする。そんな大人に自分がなる。

勝野
お客様はどういった人が多いのですか?
加藤
恋愛やお仕事での人間関係、親子関係に悩んでいる、生きづらさを感じている人が多いですね。
加藤
もっと自分を知りたいっていう人や自分のことを好きになりたい、自分に自信をもちたいという人も。
加藤
例えば、恋愛がうまくいかない、本当の自分をパートナーに出せない方とか、結婚したい彼がいるけれど親が反対しているとか、母親の面倒を見ないといけないけれど、母が嫌いでどうしたらいいかわからないとか、
加藤
親はもうなくなって何年もたっているけれど、毎日しんどくて生きているのがつらいという方、親から精神的に自立できない自分をどうにかしたいという方ですとか
勝野
逆に言うと、今の世の中は自分らしく生きてない女性、自分のことが好きになれない女性、自分に自身が持てない女性が多い。ということですか?
加藤
自分らしく生きている人って、きっとイキイキしていますよね。見たらわかると思うんです。
加藤
「なんだか幸せそうな方だな」って。
加藤
でも、街中を歩いていると、イキイキした表情をした女性って少ないなぁって思いませんか?
加藤
何不自由なく、モノもあふれている日本だけど、自分らしく生きている、心から満たされている女性は少ないのではないかと思います。
勝野
不自由じゃないけど自由ではない。不満じゃないけど満足はしていない。
加藤
悩みを誰かに聞いてもらいたいとか、共感してもらいたいとか、自分だけがこんな風に考えているんじゃないかと不安になっている人も多いです。
加藤
特に、家族の悩みって、なかなか人に話せないこともあるし、自分はこれでいいのかわからなくて心配や不安を抱えてる。
勝野
ですよね。
加藤
あとは、自分のこと、感情、やりたいことや好きなことが分からない人が多いので、それを知りたいという思いを持っているように感じますね。
勝野
それらはある意味、昔の加藤さん自身?
加藤
そうですね(笑)。
加藤
3年前に、自信を持てない自分をやめたいと強く思ったのです!人生やめたい、死にたい。。。
加藤
そうやって自分に自信がもてないのは、自分がゴキゲンじゃないから。自分が幸せじゃないから。
加藤
そう思って、自分へのダメ出しをやめてから、すこしずつ変わり始めました。いまでは、『なほさんみたいになりたい!』と言ってくれる方も。
勝野
そんな感じがします(笑)!
加藤
キーワードは「勇気づけ」です。やりたいことに一歩踏み出せる勇気。その踏み出した一歩に自信を持てるようになるんです。そして、自分でよかったんだと感じる。
加藤
そんな「勇気づけ」ができる大人になると決めたんです!

成功の秘訣(1)

人は「何を」よりも「なぜ?」に惹かれるという。

モノが溢れる現代だからこそ、「その人がなぜその商品を取り扱っているのか?」というのが購買のポイントになる。

やりたいことに一歩踏み出せる。その踏み出した一歩に自信が持てるようになる。

勝野
その悩みや欲求を、加藤さんはどんな商品で、どうやって解決するのですか?
加藤
「親子関係・生きづらさについて語るおはなし会」というのを3年半前からやっていて、同じ悩みを持った人たちが集まり、安心して話せる場所を提供しています。

親子関係・生きづらさについて語るおはなし会(http://ameblo.jp/healingcafe77/entry-11806249340.html

加藤
わたしが過去こういう場所がほしかったので、自分でつくっちゃいました!
加藤
”誰かに知ってもらう、話をただ聞いてもらう。”これだけでもかなり救われるものなんですよね。
勝野
同じ悩みとか思いを共有できるだけでもいいわけなんですね。
加藤
最初はやっぱりそこからですね。
加藤
でも、話を聞いてもらうだけでは実際何も解決しないですから(笑)、
加藤
本当はみんな自分らしく生きたいとか自分のことを好きになりたいと思っていることを実現してあげないといけません。
勝野
確かに(笑)。
加藤
自分らしく生きるためにはどうしたらいいのか?
加藤
自分を好きになる方法はどんなものなのか?
加藤
というのを、具体的にアドバイスしていくのが、個別セッションであったりグループ講座になります。
勝野
おはなし会に来たお客様からの反応はどんな感じですか?
加藤
おはなし会に来てくださった方からは、
加藤

「こんな場所があったなんて、感動!」

「もっと早く出逢いたかったです」

「この場をつくってくれて、ありがとうございます」

加藤
というご感想を多数いただきます。これはとってもうれしい!
勝野
加藤さんの場合は、そういう場所がなかったのでご自身で心理学を学ぶところから始めたわけですね。
加藤
そうですね。
加藤
その中で母との関係と向き合わないといけないという、予想していない問題が出てきてしまい、友人や恩師に相談したのですが、
加藤
「分かってもらえない」と当時のわたしは感じちゃって(笑)
加藤
みんな親身になってくれてたって今ならわかるのですが、「誰もわかってくれない!」って当時はどんどん孤独の海におぼれていってしまって。
勝野
相談すればするほど孤独に苛まれる。
加藤
だから、同じ経験をした人ならわかってくれる。その人たちと、否定も批判もない、ただ聞いてただ話す場所がほしいって思ったんです。
加藤
でも、当時そんなリアルな場はなかった、もしくはわたしが見つけられなかったので、ネットの中にわたしはそんな場を見つけたんですよね。
加藤
それが、読売新聞の発言小町で、「毒親(実母)が結婚を反対しています」というトピックを書いたのがわたしです。

「毒親(実母)が結婚を反対しています」(http://komachi.yomiuri.co.jp/t/2010/1214/371340.htm

勝野
なるほど、自分が欲しかったものを提供したということですね。では個人セッション等ではいかがですか?
加藤
個人セッションや講座ですと、具体的な改善に入っていくので、
加藤
「前よりとっても楽に生きれるようになりました」とか
加藤
「前よりも自分を好きになったり、やりたいことが見えてきた!」
加藤
「好きなことややってみたいことにチャレンジする勇気をもてるようになった」
加藤
というご感想をいただきます。
勝野
さらに一歩踏み込んだ、という感じがしますね。
加藤
そのかわり、その人の可能性を信頼してちょっと厳しくやりたいですね。
加藤
もちろんその人の状態を見ながらやりますよ?だって、共感だけしてたって、そこにその人の伸びはないから(笑)
加藤
ネガティブこそが、チャンスですから!!
勝野
話を聞いてくれるやさしいなほさんから、鬼コーチのなほさんへ(笑)
加藤
実際そんなに鬼でもないのですが(笑)、人って変わりたいと思っていても、無意識では変化を嫌がるんですよ、これは誰でももっているものだけど。
加藤
そこから見てみると、簡単には変われないんですよね残念ながら。なので、こちらがしっかりサポートしながら、多少厳しさをもつことは必要。
加藤
共感は必要。でも、共感するだけが相手のためになるとも限らない。
加藤
自分が変化していくと、人間関係も変化していきますよね。パートナーやご両親、お子様との関係が劇的に良くなります。
加藤
「母への怒りが気づくと消えていました」とか、「母と本音を語り合うことができ、涙しました」という方も多くおられます。
勝野
自分が変われば環境が変わる。ということを認識できる場面ですね。
加藤
あとは、やりたいことや好きなことをお仕事にしちゃう方も!
加藤
生きづらさの中に、自分のやりたいことや好きなことが実は隠れていて、魅力に変えちゃうと人生がさらに変化していくんですよね。
勝野
生きづらさの中に、隠れている?
加藤
たとえば、家の中でムードメーカーを演じざるを得ない、そうしないと生きていけないと思っていた幼少期を過ごしてきた方は、それはニセモノの自分だと思っていたそうなのですが、
加藤
むしろ芸人のように人を笑わせて笑顔にする魅力になっていたんだ!!って気づいて、笑いヨガのリーダーをしていたり。
加藤
母親の奴隷のようにつらい毎日を送って育った方は、自分の居場所を心地よくしたいという思いから、オーダーメイドのソーイング作家になられたり。
勝野
ふむふむ。
加藤
自分の見た目にずっとコンプレックスを感じてきた方は、自分をかわいく見せようとメイクやファッションに力を注いできたのですが、その経験を活かしてメイクをしてあげたり、ファッションのコーディネートをしてあげることをお仕事にしていたり。
加藤
わたしと同じようにカウンセラーになった方もいらっしゃいます。
勝野
育ってきた環境とか持って生まれた能力って、それを活かすために天から与えられたものだと私は信じてます。

成功の秘訣(2)

『ワタシの母は、毒親でした。』

ギャラクシーブックスより2016年12月12日出版。

人生がうまくいかないことすべてを母親のせいにし、怒りや憎しみから殺意が生まれ絶縁するも、6年の時を経て親子関係を取り戻していく実話が描かれている。

「毒親だと思っていた母親は、毒親ではなかった」というパラドックスにも注目。毒親育ち、親子関係や生きづらさに悩む女性に希望を与える、ノンフィクション。

http://amzn.to/2h7W3ZL

絞るから尖る。尖るから刺さる。刺さるから響く。

勝野
カウンセラー・コーチというと、世の中にはたくさんいらっしゃいますよね。
加藤
わたしの強みというのは2つあると思うんです。
加藤
1つは、”毒親育ち”とか”アダルトチルドレン”ということに特化してきたこと。
勝野
毒親育ちとかアダルトチルドレンというのは、正直聞いたことがありませんでした。これらは加藤さんの造語なんですか?
加藤
いえ、毒親という言葉はスーザン・フォワード著「毒になる親」という本からもじった言葉だと思います。
加藤
アダルトチルドレンというのは、アメリカのソーシャル・ワーカーだったクラウディア・ブラックが、アルコール依存症患者の親を持って成人に達した人たちに、いくつかの共通点があることに気づき、彼らをAdult Children of Alocoholic と呼んだのが起源とされています。
加藤
これは略されてACOA、さらに短縮するときにはACと言われるようになりました。
勝野
なるほど。
加藤
これらの言葉は今となってはテレビ番組で特集されたり、ドラマの中で出てきたりするけれど、わたし自身が悩んでいたときは、今ほどメジャーじゃなくて。
加藤
とにかく、”毒親”という言葉ばかり使ってブログを書くようにしていたし特化するようにしていました。
加藤
だから、この言葉が世の中に出回ってきたとき、新聞やテレビ番組はじめ、メディアの取材を幸運にもいただけたのではないかな~。
勝野
今は”毒親”で検索すれば同じ悩みを持った人が調べることができますよね。加藤さんが悩んでいた時は、そんな言葉で検索したんですか?
加藤
はい、同じような方のブログを読み漁っていました。
加藤
読みながら随分救われたので、逆の立場になったら誰かのお役に立てるかも!と思って。
勝野
そうやって悩みを解決してきた。
加藤
気持ちが一時的に楽にはなっていましたね。同じように悩んでいる人がいるんだって安心したからかな?
加藤
毒親育ちだったけれど、楽しそうに生きている人のブログには当時出会えなかったので、解決まではできませんでした。
勝野
そうすると、加藤さん自身はどうやって解決してきたんですか?
加藤
とにかくわたしは自分を肯定できるようになりたくて、自分を好きになりたくて、必死で!(笑)
加藤
何をしていたかというと、人生を変えるきっかけとなったカウンセラーの方にヒントをもらい、自分のご機嫌の点数をつけて、その理由をつかむことから、自分の気持ちを感じていく練習をしてました!
加藤
幼い頃から人の顔色を伺って生きてきたので、自分のご機嫌を伺う習慣はなくって。他人に対してはびくびくするのに、自分に対しては感度が悪くて…(笑)
勝野
ふふふ(笑)。ともあれ、毒親に特化したことでとんがって目立ったわけですね!
加藤
そしてもう1つは、過去のブログに現れているわたしと今のわたしのギャップが大きいところ!
加藤
毒親育ちのアダルトチルドレンで、自己肯定感が低くて自信がなかった自分のことをブログに発信していただけなんですが、
勝野
ー その頃のブログを拝見しても、とても本人とは思えない。。。
加藤
その時のわたしと今のわたしは別人!!
加藤
はじめの頃の記事を読み返すと、自分でもびっくりする(笑)
加藤
「誰この人?」って!
勝野
誰でしょう、この人?(笑)
加藤
ですよね爆!わたしもびっくりしますもん(笑)
加藤
それを見て、「自分も変われるかも!」という希望を持って会いに来てくれる方、結構います!
勝野
ありのままの加藤なほを出しているんですね。
加藤
悩んでいる内容をグーグルとかに入力するじゃないですか?それでわたしのブログになんだかたどりついたという方が多いです。

(『”毒親育ち&アダルトチルドレン”からの逆転LIFE♡』http://ameblo.jp/healingcafe77/

勝野
ということは、まずはブログにたどり着く人が多いわけですね。
加藤
「毒親」、「アダルトチルドレン」、「自信がない」、「自分が嫌い」、「母親が嫌い」などという言葉で検索されてたどりついてくださる方が多いようです。
勝野
そして、ブログを見た人がおはなし会などに申し込んでくるわけですね。
加藤
はい。
加藤
おはなし会に参加して、さらに自分らしく生きたいとか、問題を解決したいと思う方は、さらに個別セッションや講座を受けられます。
加藤
聞いて話すだけでは一時的で、親も毎日もすぐ次の日から変わるなんてことはないんですね。
加藤
人のことは変えられないのをみんなどこかで知っている。相手のために自分を変えるのは損だ!と怒る人もたまにはいるけれど、相手を変えることほど難しいことはないですよね。
加藤
だって、誰かに自分を変えられるのって、嫌じゃないですか誰だって。ということは、自分を変えてしまえば、違う自分が見る世界も違う。世界が変わるんです。
勝野
誰かに変えられるんじゃなくて、自分を変えてしまう。
加藤
どんなツールであれ、「誰でもいつからでも、自分次第で人生は変えられる」というメッセージ性のある発信をしていくことが重要だなと思うし、わたし自身がそう生き続けていきたいです。

 

成功の秘訣(3)

独立開業後、わずか3年の間に657人もの悩める女性のカウンセリングをしてきた加藤なほさん(2016年12月末現在)。自らの悩みを赤裸々に告白し、それを克服してきた姿に、同じ悩みを持つ女性は共感し、尊敬し、ファンになる。

毒親、アダルトチルドレンに絞って発信したことで、みずからとんがった存在になる。とんがるから相手に刺さる。刺さるから心に響く。

お客様が変わる瞬間に立ちあえる「喜び」と「感動」を仕事に!

勝野
経営とか事業とか今後の展開に関する課題のようなものはありますか?
加藤
わたしは感覚を頼りにお仕事をしてしまうところがあって、スケジュールを組むとか、体系立てて考えるとか、とっても苦手なんです。
加藤
数字から読み取るとかも苦手です。
加藤
勝野先生にはわたしの苦手な部分をご指導いただきました。
加藤
自分視点の発信ばかりしてしまうので、お客様目線での発信をいなくては…というのが今の課題です。
勝野
でも、すでに多くのファンに支えられていますよね!
加藤
ありがたいことです。でもこれからもっと自分の体験や思いを発信することで、希望を与えたい!
加藤
女性が輝けば、パートナーである男性も幸せだし、お子様も親も幸せじゃないですか。
加藤
女性がその人らしく過ごすことって、世の中を変えると思うんですよねわたし!
加藤
あと、これは学生時代からの夢なのですが、あと10年くらいたったら、小さな学習塾をやりたいです。勉強も教えるけれど、子どもたちを勇気づける場所、話を聞いてあげる場所をつくります!
勝野
勉強を教えるだけじゃない学習塾、いいですね!
加藤
子どもの頃、そんな場所がほしかったし、そんな大人と出逢いたかった!と思うから^^
加藤
お客様が変わる瞬間に立ち会える、これがとてもうれしい!わたし自身がそんな女性の姿に勇気づけられるから。
加藤
ある意味、お客様と接していくことで自分自身をもっと知ることができる、ということもありますね。
加藤
今の仕事は大好きです。好きだから周りに感謝できる、感謝できるといいエネルギーがあふれる。いいエネルギーがあふれるといいセッションができる、いいセッションができるとありがとうがもらえる!
加藤
そしてありがとうがもらえるとますます仕事を好きになる!そんな循環を作りたい。もっともっと溢れ出したい!まだまだそこまでは行きついていないですけど(笑)。
勝野
シャンパンタワーの法則ですね!今後の発展を期待しています。今日は貴重なお話、ありがとうございました!

編集後記

撮影日 2017年01月10日
聞き手 勝野弘志・大野裕子
撮 影 臼井さや香

母娘関係研究所(HahaCo Labo)代表

カウンセラー/メンタルコーチ

元恋人のDVをきっかけに毒親・アダルトチルドレンという言葉を知り、「自信がない、自分が嫌いな原因は母との関係にあった!」と母のせいにし、絶縁するも解消。

現在、親子関係に特化した活動をしている。

URL:http://hahacolabo.com

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