なごやなでしこPREMIUM対談集2018

よろしくおねがいします。

よろしくおねがいします。

はい。もともと、税務顧問のお客様である女性起業家さんを、ブログで紹介し始めたのがきっかけでした。

ええ。その記事１件あたりの文字数が大体6,000字〜10,000字くらいなので、その紹介記事が８件くらいになった時に、

「10人になったら6万字〜10万字になるな、そうしたらビジネス書一冊分だな」と、ふと気付きまして。

いまちょうど10人目のインタビュー記事を編集しているところなんですが、いよいよ10人なのでここでそのまま対談集として出版しようと。

はい、基本的にそうですね。

できるだけ出版に労力をかけない、という基本方針で（笑）。

でも、情報のマルチユースというか、ブログを見ない人もいらっしゃいますでしょうし、書籍の形の方が手に取りやすいという人もいらっしゃいますので。

商業出版という形式も考えたのですが、目的がやはり対談集で、インタビューにご協力いただいたお客様のブランディングの一環としてご利用いただくのを最優先しまして、自費出版として事務所負担で発行しようということになりました。

はい、そうなります。

もともとは、やはりご紹介したい女性起業家さんがいたから、というのがありますが、それ以前に、いまはプチ起業とか主婦起業とか、起業のハードルも低くなってきたりしていますよね。

特に女性の場合は好きなことで起業するとか想いを大事にして起業するとかあって、うまくいかないことが多かったり、

逆にうまくいきすぎて大きくなりすぎたりして不安になってしまったりするんですよね。

でも、うちのお客様の女性起業家さんで、想いも大切にしながらもバランスよく事業も成功している方がいらっしゃるので、そういう人を皆さんに知っていただきたいな、と。

それと、私自身が福島正伸先生の塾に入っていまして、そこで女性起業家支援をしていきます！って宣言をしたんで（笑）。

私は書道の教範の資格を持っているのですが、私が書を起業家さんにプレゼントするとその方がどんどん成功していく！っていうジンクスを作りたくて（笑）

それを形にしたいと勝野先生に相談したのが最初のきっかけで。

で、だったら、うちも女性起業家のお客様が増えてきていたし、インタビューとかをしてブログで紹介しながら、その人に合った書をお渡ししたらどうか？という企画が上がりましてね。

いえ、一応ご本人に希望を聞いています。皆さんの事業に対する想いがその文字に出るのでしょうか、意外と被らないんですよ。

その方と実際にお会いして、お話をして初めて、書のイメージも出来上がります。

あまりにもその人に合わないと感じた時は文字を提案することもあります（笑）。「あ、それだ！」と言って頂いたり。

おかげさまです。

私です。なでしこ、というキーワードはいろんな団体などですでに使われていますけど（笑）。

はい。事務所としては【なごやなでしこプロジェクト】と称していますが、そこでの基本的なコンセプトとしては、

「自らの想いや価値観を大切にしながら、精神的にも経済的にも自立して幸せに成功したいと願う女性起業家を支援する。」ということになります。

はい。その上で、そのコンセプトに合致した女性起業家のお客様をご紹介するのが、「なごやなでしこPREMIUMインタビュー」という位置付けにしています。

女性起業家の起業支援というのはいろいろあるとは思いますが、まだ実際にこちらの「なごやなでしこ」で動いている支援の形態はこのPREMIUMインタビューのみとなっています。

今後は、例えば確定申告のセミナーであるとかお金の勉強会であるとか、事業計画の作成講座であるとか、そういった会計事務所らしいものを広くやっていきたいですね。

そうですね。

これは事務所名にも私たちの想いを込めておりまして、士魂商才というのはある意味、士魂＝あり方とか理念とかであり、商才＝やり方とかノウハウ・テクニック・戦略などになりまして。

この二つは事業を続けていくのに必要な、いわば両輪だと思うんです。このバランスが重要なわけで。

はい、まさしく。

だから、この「なごやなでしこ」のコンセプトは価値観や想いを大切にしている、つまり理念を基準としている。その上で経済的精神的にも自立している。そんな起業女性を応援したい！というものなんですね。

はい、そう思います。個人事業主か会社か、とか、売上が多いとか少ないとか、従業員を雇っているかどうかとか、そういうことはここでは関係ないのです。

価値観を大切にして、それを手に入れているのかどうか？なんですよね。

そう思います。いいか悪いかではなくて、その意味ではPREMIUMメンバーは男性的な方々が多いかもしれません（笑）。

そういっていただけるとありがたいですね（笑）。

でも、こうやってインタビューしてきて、皆さんに共通していることはやはり「なぜその事業をやっているのか？」という理念の部分がしっかりしているということ。

そしてそこには、なにかしらご自身が苦労してきたり悩んだりしてきて、そこを克服してきたからこそ、というのがあると思います。

だから、理想のお客様は誰ですか？と聞くと、昔の自分だ、という答えが出てくることが多いんです。

そう思います！まりあさんの、「ご自身のギフトを見つけ、ギフトを生かす」という考え方は、まさにそうだなと実感しているんです。

そのうえで、PREMIUMインタビューを読んでいただいて、成功の秘訣とか読み取っていただけると嬉しいですね。

そのあたりは、このなごやなでしこPREMIUMインタビューの基本方針がありまして。

いわゆる、三方よしの精神ですね。

売り手である私たちにとっては、こんなに素敵なお客様に選ばれる事務所であるというブランディング。

買い手であるお客様にとってはティーアップ。自分ではなかなかアピールできないようなことを、私たちが代わりにお伝えすることで、より信頼感が出ますよね。

そして記事の読み手はここでは世間よし、ですね。起業成功のヒントになればうれしいことです。

いまのところ、35歳前後の方がおおいでしょうか。たまたまですけど。

そうですね。

そういう方もいらっしゃいますね。

13の種類ですか？

そうなんですか？

おお、なるほど！

たしかに、そう言えるかもしれないですね！

女性の場合は男性に比べてライフステージが年代とともに変わるので、いろんな制約が出てくるケースがありますからね。

だから、そのたくさんの制約の中で活躍されている女性起業家の方はすごいなと、結構尊敬しています（笑）。

はい、かなり大変です（笑）。まずは事前アンケートをお渡しして記入していただいています。

まずは肩書きとPRしたい商品を設定していただき、それに合わせて７つの項目をご記入いただきます。

具体的には、事業の内容や事業をやり始めたきっかけ、商品分析、顧客分析、市場分析、競合分析など。

ですので、その項目に沿って簡単な質問形式になっています（笑）。分かりやすく答えやすいようにしていまして、箇条書きで書いてもらうようにしています。それでも、書けない部分とかもあるんですね。

そうなんです。この事前アンケートをベースにヒアリングと撮影を同時に行います。１時間ほどでしょうか。

後日また編集時に個別でやり取りをしながら、記事を完成させていくのですが、その過程はまさに棚卸なんですね。

はい。なぜそう思うのか？なぜそうなっているのか？と、結構細かく質問しています。

自分の原点を思い出した、とか、この方向性でいいんだという確信を持つことができた、とか言って頂いた方もいらっしゃいます。

改めて質問されて、気づくポイントとかもあるようです。

そのほか、たとえばブログのプロフィール欄にそのまま貼り付けたい！とか、改めて読んでみると私っていい仕事してるな、とか（笑）。

記事を読んだ人がお客様としてきてくれた、とか、知り合いのコンサルタントに褒められたとか（笑）。

ありがとうございます。

ありがとうございます（笑）。

はい、よく褒めていただけます（笑）。ある方からは、「記事にお客様への愛情が感じられる！」と言っていただきまして、とても嬉しく思いました。

やはり文章については基本構成がキモでしょうかね。事前アンケートがそのまま記事の構成になるように設計しているので、実際にインタビューするときにはほぼ出来上がっている、みたいな感じになることもありますし。

あと、重要なポイントは二つあって、一つはなぜその仕事をやっているのか？ということ。もう一つはなぜあなたが選ばれているのか？ということ。

これをやっていて一番感じることは、お客様のことをより深く知ることができたということですね。ひとつひとつのエピソードやポイントは断片的に知っていても、記事にして他人に知らせようとするとまたより深く知るようになる。新しい発見もある。

やっていてよかったなと思う瞬間でもありますね。

やはり、女性起業家支援といえば士魂商才、と言われるようになりたいですね。関わる起業家さんがみんな飛躍していけるように。私もなでしこになりたい！という女性起業家の卵をどんどん育てていけたら！

そうですね。すでにそういう人たちも出てきていますよね。個別で勉強会などもし始めましたし。

あとは、やはり起業家さんの数字力の強化ですね。経営というのは小さいことの積み重ねだし、昨日よりも今日、今日よりも明日、というように改善していくことの積み重ねだと思うんです。

その意味では、数値化できないものは改善できないし、改善できないと成長できないし、成長しないと発展もしないし、発展しないと存続もできない。

だから数値化なくして事業の存続はない。起業家さんの数字力を高める活動をしていきたいですね。

ありがとうございました。

ありがとうございました。