開業9ヶ月で予約待ち、1年で念願のスタジオオープン。〜ピラティススタジオ経営/石原美香さん〜
ピラティストレーナーからの脱却を図る彼女の次の一手は?
ピラティスを始めたきっかけ
MEMO
石原さんは平成27年4月に女性専門のピラティススタジオヴォールを設立。
マンションの一室から始まり、開業わずか9ヶ月でレッスンは満員御礼の予約待ち状態。年が明けて平成28年2月には融資を受けて東区車道で念願のスタジオオープンとなりました。
運動初心者のお客様に選ばれています
「これくらいなら私にもできる!」
MEMO
石原さんの場合、体験レッスンに来た人のほとんどが入会していくそうです。体験レッスンの申し込みはほぼ100%、ホームページからとか。
ホームページから予約する段階で、ほとんど入会を決めている、という感じかもしれませんね。
習慣化するための「きっかけ」づくりに
親の介護してる時とか、周りで老いを感じるようなことがあった時。病気の方はやはり症状が進行して危機感を感じた時。体型が気になる方はスカートやパンツのサイズがきつくなった時。
MEMO
お客様に選ばれている理由がわからないひとは意外と多い。
でもこれを知ることは事業展開上重要です。
値段で選ばれているなら値上げしたらお客は逃げる。品質で選ばれているならクオリティ下げたらお客は逃げるが、値上げは受け入れられるかも。
石原さんの場合は、運動初心者だけど意識の高い人たちに選ばれている。
頼られるのではなく、自立する女性を育てたい
MEMO
ビジネスを安定化させるための品揃えのポイントは、高額商品と継続商品の2種類。
高額商品は粗利率を上げるために、継続商品は収入のベースを確保するために、それぞれ必要です。
お客様を自分に「依存させる」ことは収入のベースを確保するために大事なことですが、
石原さんの場合は「女性の自立」がキーワードですので、卒業して次のステージに上がってもらうことのほうが重要なファクターなんですね。
ピラティストレーナーからの脱却
編集後記
撮影日 2016年06月14日
聞き手 勝野弘志
撮 影 臼井さや香
- STOTT PILATES 認定インストラクター
- 日本マタニティフィットネス協会認定インストラクター
- studio yoggy認定 産前産後ピラティスインストラクター
名古屋市東区にて女性専用ピラティススタジオを経営。ライフスタイルに合わせたオリジナルプログラムは予約待ちになる程好評を得ている。