「枠にとらわれないマルチな活動で、豊かな気持ちの人を増やしていきたい」女性の幸せ全方位サポーター 響生まゆさん | なごやなでしこPREMIUMインタビュー2019 vol.04
整理収納アドバイザーを筆頭にフォトグラファー・姿勢・デンタルケア・ネイリスト・お菓子作り等々、のオールジャンルな講座を開催し活躍される響生まゆさん。
ジャンルにとらわれない知識の深さと活動は多岐に渡り、まさに「歩くカルチャーセンター」という肩書きがぴったり。
そんなマルチな活動の意外な原点や具体的な活動内容、そしてFacebookの投稿一つでファンが一気に集まるまゆさんご自身の魅力に迫ります。
響生まゆ(ひびきまゆ)
歩くカルチャーセンター/女性の幸せ全方位サポーター
整理収納アドバイザーを筆頭にフォトグラファー・姿勢・デンタルケア・ネイリスト・お菓子作り等々その知識の深さと活動は多岐に渡る。
また、フォトグラファーとしても活躍中。
被写体の経験も生かし、撮る側撮られる側、双方の立場に立った撮影会は大人気。
スマホの撮影講座や、女性の撮られ方講座なども好評。講座・イベントは不定期開催ながらFacebookの告知一つで毎回多くのファンが集まる。
様々な催しでみんなの願いを、みんなの力で叶えている。
- 整理収納アドバイザー 1級
- Evernote Expert(Evernote社の認定資格ではなく公認資格)
- 親子の片づけインストラクター 1級
- ScanSnap整理収納プレミアムパートナー
- ネイリスト検定 2級
Facebook:https://www.facebook.com/mayu.hibiki
公式サイト:https://hibikimayu.com/
アメブロ: https://ameblo.jp/seiri-de-kaiteki
早速ですが、まゆさんのお仕事や肩書きって一言で表すと何になるのでしょうか?
メインは「整理収納アドバイザー」です。
でもジャンルにとらわれず色々やっています。
フォトグラファーやお菓子作りの先生とか。
最近は肩書きを聞かれたら
「女性の幸せ全方位サポーター」
「歩くカルチャーセンター」
と自分で言っています。
大切な友人がつけてくれた肩書です。
色々なことに興味を持たれて、さらに全てにおいてプロ並み、それ以上にお詳しいですよね。
なんでも深掘りしちゃうタイプなんです。
新しいものも大好きだし、いち早く学んで周りの人に教えたりして喜んでもらえるのが何より嬉しいのです。
Facebookのコメント欄を拝見していると、皆さん「まゆさんのファン」なのだなぁと感じます。
そうですね、講座やイベントにお越しいただく方は私から何か学びたいという方が多いですね。
何を聞いても答えてくれるって思ってくださる方が多いのかな。
あまり枠に囚われないところもいいんだと思います。
例えば収納用品を選ぶにしても、あえて文房具を使ったり工具を選んだりとか。
講座のジャンルも様々、組み合わせも自由ですからね。
一人一人のご要望に、オールジャンル垣根なしの組み合わせを提案しています。
マルチな活動の原点はオタク活動?!好きなことはとことん追求する。
実はマルチな活動自体は、12~3歳の頃からなんです。
随分と遡りますね。
小説を書いたり漫画を描いたりしていました。
主に漫画ですね。
恋愛系とか?
そっち方面はそんなに興味がなくて、男の子の闘う系が好きでした。
テーマはどういった感じだったのですか?
テーマなんてそんな立派なものじゃないですが…
元々原作があるものに対して、サイドストーリーを作ったり、ゲームやアニメ続編を作ったり。
例えば、「桃太郎」のその後のストーリーとかそんなイメージでしょうか。
そうそう。
登場人物が全く別の選択肢を取った場合のストーリーなどよく描いていました。
アナザーストーリーのようなイメージです。
最初はそうだったのですが、そのうち仲間ができてサークル作ろうか?と。
皆からお金を集めて原稿集めて1冊の本にして…
最終的に機関誌を作りました。
それは何歳くらいの時ですか?
高校生の時ですね。
当時はアルバイトも禁止だったのでなかなか売上が回収できなくて…
はい、いわゆる「コミケ」で売ってました。
毎週末、国際展示場に通う、みたいな。
まぁ「オタク活動」ですよね(笑)
でもそんなことをしていたので、ホワイトボードに向かって人に教えたりまとめたり、
人を集めるとかは、自然な流れでしたね。
オタク気質で才能が開花!興味のあることはプロ並みに極めて仕事にしてしまう
就職した後も続けていたのですが、20歳になって足を洗いました。
でも仕事しながらも色々ごちゃごちゃやるのが相変わらず好きで。
ビーズのアクセサリーを作って販売したり、ネイルもやったりしていました。
ネイルは今でも細々とやっていて、ネイリスト検定2級まで持っています。
〜ここでまゆさんのネイルレクチャー。
ネイルサロンで教えてもらえないようなネイル後のケアや気を付けた方がいいこと等丁寧にアドバイスをしていただきました。〜
基本オタクなんですよね。
化粧品フェチで口コミサイト内部でスレッド内にて色々なレクチャーもしていました。
質問されて答えることが昔からずっと好きです。
他にはどんなものがありますか?(色々気になってつい本業の整理収納アドバイザー以外に色々聞いてしまいました)
あとは写真ですね。
今も撮影会をよく開催しています。
フォトグラファーもするし、20代のころは被写体もしていましたので、撮る方も撮られる方も両方わかります。
はい。
そういう方は珍しいかもしれません。
なので、カメラマンとモデルの両方を募集して撮影会を開催して、どちらにとってもメリットがあるように設定しております。
例えば和装で撮影を希望する場合、カメラマンさんが単独でモデルさんをお願いすると高額になる。
モデルさんが着物をレンタルし着付、ヘアメイク、撮影を依頼するとかなりの額が必要。
その需要と供給のバランスをうまく促して、古民家などを借りて撮影会を開催しています。
自分もモデルもカメラマンも両方やって楽しんでいます。
〜取材中も美しい姿勢での写真の撮られ方、手の位置・形などを教えていただきました〜
整理収納アドバイザーになったきっかけは大好きな夫との結婚。オタク気質を活かして、効率化・時短をとことん追求!
それでは、これまでメインにされていた整理収納アドバイザーのお仕事についてお伺いしますね。
マルチな活動をされているまゆさんですが、このお仕事との出会いはどんなきっかけがあったのですか?
私は元々、掃除好きのお片付け嫌いなんです。
収納に関しては、小さい頃からお小遣いを貯めてDIYをして試行錯誤してきました。
作っては壊して、たくさんの成功を失敗を経験しましたね。
はい、やっぱりここでもオタクなんですよね。
とにかくたくさん収納するということは当時から得意でした。
流行もありましたが、狭い空間や隙間にどうやってうまく収納するか、みたいな。
でも物を捨てるということに興味はなかったんです。
でも結婚して青天の霹靂が…(笑)
一体何があったのですか?
夫が一言「僕は生活感のない暮らしに憧れてる」と。
なぜ私と結婚したの?結婚詐欺?と目の前が真っ暗になりました(笑)
「物を収納する」ではなく、「物がない暮らし」をご主人は求められていたのですね。
はい。
物がぎゅうぎゅうにたくさんある状態は、彼にとって理想ではなかったんですよね。
幸い私は夫のことが大好きで、
「好きな人の理想に近づきたい」この想いで変わりました。
家一軒分は物を捨てたと思います(笑)。
素敵です。
「捨てなさい!」ではなく、「こういう暮らしがしたい」という理想、
ゴールがあったからできたのだと思います。
元々「捨てる」が大の苦手だった私なので「捨てられない痛みが理解できる」、「これは仕事にできる!」と確信して整理収納アドバイザーの資格を取得しました。
元々ご自身が捨てるのが苦手だったからこそ、言える言葉ですよね。
はい。
押し付けはでなく「こういう暮らしがしたい」というゴールや理想があると無理なくできるんです。
理想の未来に、これは必要かな?と自問自答していただいています。
床の可視領域ゼロ系。
もう、人に見せられない!と頭を抱えている方が多いです。
そういう方は捨てたら可哀想、とか思い出が…とか、もう手が付けられないから見たくもない、と疲れ切っているんですよね。
やりたいことが多いのに、忙しすぎてどんどん散らかしてしまう。
沢山の整理収納アドバイザーがいらっしゃる中、なぜまゆさんに依頼されるのでしょうか。
「まゆさんなら変化を起こしてくれる」
とほぼ口コミとネット上のビフォーアフターだけでご依頼をもらっています。
捨てなさいは言いません、の謳い文句も安心なようですね。
あと、ここだけの話、美人だから会ってみたかったといわれてズッコケます(笑)。
本当にお綺麗ですから。
でもそんな「捨てられない」という性格は、変えるのがなかなか難しい気がするのですが…
お客様にはあなたが本当に「好き」と「大好き」だけに囲まれた暮らしをしてほしいと伝えています。
お客様のわだかまりを捨てていただくのが最終目標なので、物減らしを目的とした捨てるもの探しではなく、残すもの選びをしていただいています。
捨てる時には「なんでこんなの取っておいたのだろう」という後悔ではなく「ありがとう」と手放してもらうことで罪悪感を減らしています。
整理収納というと、とにかく「捨てなさい!」というイメージでしたがそうでないのですね。
あとは、何を見てもどんなにひどい状況でも否定しないようにしています。
現場では虫とかも結構頻発ですが…(笑)。
「生涯で一番幸せなお金の使い道でした。」
「一人では乗り越えられませんでした。」
などと嬉しいお声をいただくことが多いです。
たくさんのオファーをいただけるようになってカルチャーセンターや、他業種の勉強会などからもご依頼をいただきます。
自分が苦手だったからこそ片づけられない人の気持ちもわかるので、なぜ片付けられないのか理由も聞いて一緒に片付けをしていきます。
心理学や脳科学も学んでいて、コーチング要素も使っているので、お客様が信頼してくださるのだと思います。
あとはオタクで培った膨大な知識量かな。
はい。
オタク気質を活かしてとことん時短を追求したからこそ、効率化を取り入れた整理収納に繋がっているのだと思います。
整理収納、お片づけから「デジタル整理収納」、「女性を美しくするサポート」へ。
人の心を豊かにする活動をしていきたい
スマホやパソコンに散らかっているデータを取り出しやすく使いやすい状態に改善していきます。機械音痴の方からパソコン教室の先生までご満足頂いております。
まさに現代に必要なサービスですね!
あと最近は出張お片付けサービスだけではなくて、自分自身も女性として美しくなれるサポートを期待されているお客様が多くなってきました。
先天的に脚が悪く、運転が厳しくなってきたので「美女作り」に特化してみたいと考えて動いています。
お片づけと美女、どうつながっていくんでしょうか?
自分自身が、見た目のコンプレックスから物を増やしてしまった過去があるので、身なりを整えたら不必要な物が見えてくる。
整理収納に通ずるものがあると思っています。
見た目を変えること、言動を変えることで自身の顔つきが変わってきた実感があるんです。
様々な学びを社会に還元して、女性の幸せ全方位サポーターとして、人の人生に深くかかわることで、物も自然と減らせるようになるかも知れない、と思っています。
マルチな才能が「美女作り」に集約するわけですね。
様々なジャンルの講座を開催されているのもなんだか納得です。
ありがたいことに、皆さん、私のファンだと言ってくださり講座を開催するといろいろな方がやってきてくれます。
そしてリクエストされて作った講座もたくさんあります。
まゆさんみたいになりたい、まゆさんから学びたいって思っていらっしゃるのだと思います。
ありがとうございます。
例えば整理収納だけでなく、ケーキの教室も開いています。
きっかけは何だっていい。
女性がちょっと今より楽しく暮らしたい、を叶えるために、講座はオールジャンル。
みなさんが喜んでくれる姿を見るのが大好きなのです。
最後にまゆさんが大切にされていることをお伺いできますか。
はい。
私の座右の銘は
「奪い合いは枯渇 与え合いは豊かになる」
です。
わたしの知識やアイデアを惜しみなくお伝えすることで、皆様の生活を豊かに。
ちょっと今より楽しい、しあわせ暮らしを実現していただきたいと考えています。
結局、私はみなさんの笑顔を見られるのが大好きなのです。
双方が幸せになれることが大事。
ビジネスというより、豊かな気持ちの人を増やしていきたいと常に願っています。
なごやなでしこでは主催する起業塾で、修了生に自分を表す1文字を世界に一つの「書」にしてお渡ししております(書:大野裕子)。
愛情をもって鋭いこともアドバイスすることで人から信頼されているというイメージ。
柔らかく崩さずにきちんとしている字で書いています。
凛としたマユさんをイメージしています。
編集後記
- 取材・撮影日:2019年7月12日
- 聞き手:大野裕子
- 撮影:臼井さや香
- 編集:泉谷梨恵
響生まゆ(ひびきまゆ)
歩くカルチャーセンター/女性の幸せ全方位サポーター
また、フォトグラファーとしても活躍中。被写体の経験も生かし、撮る側撮られる側、双方の立場に立った撮影会は大人気。
スマホの撮影講座や、撮られ方講座なども好評。
講座・イベントは不定期開催ながらFacebookの告知一つで毎回多くのファンが集まる。
様々な催しでみんなの願いを、みんなの力で叶えている。Facebook:https://www.facebook.com/mayu.ohno.37
公式サイト:https://hibikimayu.com/
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