「クレーム」は実はありがたいことなのです。
【クレームはありがたいのです】
昔、トナーリサイクルのお客さんがいて、そこのリサイクルトナーを利用していたんですが、そのトナーが二回連続で不具合が出たことがあって、それをお伝えしたことがあったんです。
そうしたら支店長が菓子折り持って謝りに来られましてね。
それをみて私たちは、彼を勘違いさせちゃったかな?と思ったんです。
どういうことかというと、クレームだと思ったんだと思うんです、支店長は。でもうちはそんなことちっとも思ってなくて。
他のお客さんのところでも不具合出たら営業に支障が出るだろうと思って教えてあげたということだったのですが。
普通は二回も連続で不具合あったら、クレームも言わずにそのまま違う業者を探しますよ。
でも、お客さんのところのものだからそれをできれば使いたいし、売上もどんどんあげて欲しい。だから不具合を伝えた。
謝りに来て欲しかったのではなくて、改善して欲しかったし応援したかったんですね。
そう思うと、クレーム言って来てくれるのはありがたいことなのかもしれないのです。
だって、不満があったら何も言わずに他へかわればいいだけのことなんだから。
応援しているからこそ、あなたから買いたいからこそ、のクレーム。それを言われなくなったらおしまいだな。
だってそれは、応援されていないってことだし、別に他の商品でもいいっていうのと同じだから。
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