人は必ず何かを成し遂げるためにこの世に生まれる
大学1年生の時に読んだ「竜馬が行く」。
高校3年生まで、小説らしい小説を読んだことがないのが自慢!
でもさすがに大学生にもなってこのままじゃ恥ずかしい!ここらでそれらしい小説を読んでみるか!とおもって読み始めたのが、司馬遼太郎の「竜馬が行く」全8巻でした。
最初に読むにはハードルの高いものを選んだものだな〜と自分でも思いましたが、これはほんと大ヒットでした、私の人生の中で。
そして、なぜ坂本龍馬は暗殺されたのか?
坂本龍馬はいわずとしれた、明治維新の立役者。いまでも根強い人気ですよね。
小説の中で、竜馬は要人であるにもかかわらず結構不用心なことが描写されています。もちろん剣の達人であることは間違いないのではありますが、それでもいつ暗殺されてもおかしくなかった時代背景。
それでも明治維新が成し遂げられるまでは決して暗殺されることはなかった。
そして、明治維新が成し遂げられたその夜に、盟友の中岡慎太郎とともにいとも簡単に暗殺された・・・
ここに歴史の、というか人生の不思議さがある。
すべてのひとは何かかならずこの世で成し遂げるために生を受ける。それが使命。
その使命を果たすまでは簡単には死なない。
でも逆に、使命を果たしたらそれが寿命なのだ。
そう司馬遼太郎はメッセージしているのです。
いやぁ、ほんと衝撃でしたよ、19歳の少年には。
俺は一体何をするためにこの世に生まれてきたんだろう・・・?そんなことを思ったものです。
ひとはかならず、何かを成し遂げるためにこの世に生まれてくるー
それ以来私はそう信じています。あっているかどうかは知りません、でもそうおもって人生を過ごした方がよくない?
何かをなすためにこの世に生を受けるのです。それがミッション。
そのミッションを果たすために、人は天から才能と環境を与えられ、適した時代に生まれてきます。与えられる才能や環境は、ミッションが違うので人それぞれです。
ある人はお金持ちの家に生まれ、ある人は貧乏な家に生まれ、ある人は平和な国に生まれ、ある人は争いの国に生まれる。
ある人は足が速く、ある人は記憶力が高く、ある人は力持ちに生まれ、ある人は絵が上手く、ある人は音感よく。
その才能に気づき、活かし、学び、経験する中で自分がどう生きるのか?が定まります。ミッションと才能と環境と経験から、その人の事業理念が生まれるのです。
その理念を具体化し数値化し期限を設定したものがビジョン。
ビジョンを達成するために誰に何を、を設定するのが事業ドメイン。
これに仕組みと分析が合わされば夢が実現に近づくのですね。
ミッションがわからない、というひとはまず、
自分に与えられた才能って何?
って考えるといいと思います。だってそれは、ミッションを果たすために授けられたものなのだから。
やみくもに頑張る、走るのではなく、全力疾走できる状態を作れるかどうか。行動が成果に結び付く、状態が整えばあとは動くだけ。
成果は状態に比例する。成果にフォーカスするのではなく、状態にフォーカスするのです。
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